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プロデュース

フリーランスで音楽活動してきて良かったと心から思う5つのメリット

著者の音楽活動経験より

2014年の株式会社セレンダブル設立以前の著者は、

「シンガーソングライター」として、セルフプロデュース2008年より、ソロで音楽活動を続けて来ました。

現在も、肩書きや名乗り方は変われど、様々な形で音楽活動を続けているので、今年で音楽活動9年目となります。

本記事では、今までプロダクションやレーベル等、音楽事務所に所属せずフリーランスで活動を続けて来て良かったと感じるメリットに触れてみます。

 

1.楽曲の権利を自己保有出来る(ロイヤリティ配分も自分で行える)

<事務所に所属して音楽活動を行う場合>

自分が作ったオリジナル曲は、まずJASRACなど著作権管理団体と契約する事になります。

そうなると、著作物としての権利を自分が100%保有出来なくなるので、色々なデメリットがあります。

基本的な契約料のほか、自分が作った曲をライブで歌う場合にも、使用料を払う義務が発生するなど、金銭的な負担も発生するうえ、

ラジオやWebサービスなどで配信、流通させたい時にも契約が足かせとなり、最悪、配信出来ない場合があるなど、メディアに乗せるフットワークも鈍ります。

<フリーランスの場合>

そういった足かせが無く、ロイヤリティも高く保てるため、音楽活動にも小回りが効きます。

例えば、著者が行った「日本全国路上ライブの旅」では、日本中で歌いながらCDを売り歩く、といった場合にも、

権利関係のしがらみに囚われず、自由に活動を進めることができ、

編曲家・楽曲提供者などへのロイヤリティ配分も、本人同士の取り決めにより、お互いに高いロイヤリティで収益還元できる、という利点があるのです。

 

2.音楽的表現を抑圧される事がない

<事務所所属の場合>

事務所に所属して音楽活動をする、という事は当然、制作、レコーディング、ライブ、マネタイズまで、主導権は基本、事務所側が握る事になります。

そして事務所はもちろん、即時収益を上げる事を最優先するマインドで動きます。

例えば国民的ヒットをガンガン飛ばし、何十年も利益に貢献し続けてきたような、大御所アーティスト的な立ち位置にでもならない限りは、

作詞、作曲、歌、ライブパフォーマンス、それらの音楽的表現の全てにおいて、事務所側の意向に沿う事が求められるのです。

アーティストの表現を尊重する」、とか、「アーティストに投資する」という発想は、(予算や資金に余裕のあった90年代ならともかく、)

現在は、皆無といって良いでしょう。

<フリーの場合>

そういった表現の抑圧とも無縁に、ひたすら、自分の求めるままに表現を続けていけます。

もちろん、最低限の生活を確保するため、経済的自己責任の上で、ではあります。

それでも、例えば今後、何十年と音楽活動を続けて、後から振り返った時に、

「後悔のない人生だった」とためらいなく言えるような人生でありたい、と僕は強く思います

 

3.1から制作企画できる面白さ

<事務所所属の場合>

事務所が予算を組み、制作のディレクションも主導します。

アーティストの意向や音楽性も、ある程度は尊重してくれる場合もありますが、

最終的な決定権はすべて、事務所に委ねることになり、当然、文句を言える立場ではありません。

<フリーの場合>

人によって、考えは違うかも知れませんが、

僕の場合、ソロシンガーソングライター活動をする事の一番の醍醐味は、やはり制作企画だと思います。

アレンジャー、エンジニア、ギタリストやピアニスト等のミュージシャン、ジャケットのデザイナー、etc…

クリエイターチームを自分の判断で編成し、予算を組みCD完パケまでの流れをスケジューリングして、

一人一人と連携を進めながら、完成形に近付けていくのです。

「今回は、こういうコンセプトで、1つの作品としてこういうCDアルバムを作りあげたい」という想いや熱量を共有することで、

限られた資金でも、全力で制作に力を貸してくれるクリエイターに感謝しつつ、

CDが完パケした時の感動はひとしおです。

 

4.個人事務所と「業務提携」、という選択肢もある

<事務所に「所属」する場合>

書面契約を結び、フルコミットで所属する事になります。

場合によっては契約の解除にも違約金が発生したり、金銭的なリスクも高いです。

<フリーのまま、個人事務所と「業務提携」する場合>

意外に見落とされがちですが、事務所との関わり方は、必ずしもフルコミットの「所属」という形態だけではありません。

個人事務所と「業務提携」という選択肢もあります。

具体的には、イベントやステージなど、単発の出演依頼を事務所が受けた時に、

出演の可否をこちらの判断で決定した上で、仕事を引き受け、ギャラを頂く、という形態です。

事務所との関係性が、最初からクリアでフラットなので、金銭的リスクも生じないうえ、

そもそも書面契約が無いので、事務所もアーティストも、お互い足かせになる要素がありません。

事務所との信頼関係が持てる場合には、1つの有力な選択肢となるでしょう。

 

5.制作したコンテンツが100%、ストック型の財産になる

<事務所に所属する場合>

今までに自分が作って来た楽曲データ、ライブ映像、etc…

これらのコンテンツは全て、事務所側が保有する事になります。

そのため、アーティスト個人の独断でコンテンツを流用する事は出来ません。

<フリーの場合>

自社でブログメディアを立ち上げ、記事を書き上げる時などに、

過去の制作コンテンツを絡める事も、すべて自由です。

また、Frekulなどの新しいWebサービスが出来て、楽曲データを配信登録する時なども、

既存契約のしがらみがないので、やり取りもスムーズ。

自分が今までに制作したコンテンツは、全て自分の責任と判断のもとに、管理、応用する事が可能となるのです。

数年前に制作したコンテンツが、今振り返れば、思わぬ形で大きな財産になっていた、といった事も、僕の場合珍しくありません。

何をどう制作しても、100%自分に利益が返ってくるストック型の投資となり得る、という点が、

あるいはフリーランス音楽活動の最大の利点、と呼べるかも知れません。