音程を正確にするためのオススメの練習法
「音程を正確に」するためにどんな練習をしていますか?
鍵盤で「ドレミファソ~♪」と発声練習しながら音程を鍛えるのも良いのですが、第4回では「楽しく、より効果的に」発声練習するコツについてレクチャーしましたね。
そちらもオススメなんですけども、もう1つ。「音程がズレやすいメロディパターン」から逆算して、練習するコツを今日はご紹介したいと思います。
本編動画
今回のまとめ
☆「音程がズレやすいメロディパターン」<※課題曲「800」2番サビ:20秒程度。作詞作曲・岩波慶>
→まずはオリジナル曲「800」を聞いてみましょう。
→何故、この曲を今回選んだか?理由は2つです。「実声と裏声の切り替え」「大きな音程跳躍」。この2つは、歌う時に音程がズレやすいんです。
→この曲での裏声は「ファルセット」ですが、誤解を防ぐために今回は「裏声」と呼びます。詳しくは第8回の動画を見てみて下さい。
☆「実声と裏声が切り替るパターン」
→なんだかなん「でまあ~♪」 I hate you I hate you♪
→「でまあ~♪」の部分で裏声になり、その前後で発声法が切り替わっていますね。
鍵盤で音を押さえながら、この切り替わる部分を繰り返してみましょう。
【POINT】実声と裏声の切り替わる部分を、繰り返す!
☆「大きな音程跳躍パターン」
→なん「だ~か~」♪ ここは音程が大きく下がっていますね。
→I 「hate」 you~♪ I 「hate」 you~♪ ここは大きく音程が動いていますね。
→この、音程が大きく上がったり下がったりするポイントを、鍵盤を押さえながら、繰り返してみましょう。
【POINT】音程が大きく上下する部分を、繰り返す!
今回はオリジナル曲「800」を題材に解説しました。この曲は、音程がズレやすい2つのパターンがメロディに組み込まれているので、音程の練習用としてもオススメです。
次回予告

次回は、「リズム感を16分裏まで鍛える」ためのコツをご紹介します。