歌の「距離感」のイメージトレーニング
普段のボイトレの時、「距離感」をどれぐらい意識しているでしょうか?
カラオケ、ライブハウス、路上、イベントスペースなど。
それぞれのシチュエーションで、お客さんとの距離感って違いますよね。
そんな中で、より「効果的に」「ベストな距離感で」お客さんに声を届けるにはどうすれば良いでしょうか?
歌の距離感をつかむコツ
今回のまとめ
☆「距離感のイメージトレーニング」<※課題曲「卒業だね」>
→まずは、1人暮らしの6畳くらいの部屋をイメージ。だんだん広げていきます。(イントロ)
→1人暮らし六畳(Aメロ前半)
→小さなカフェ・レストランで5人くらいお客さんがいる感じ。(Aメロ後半)
→小さなライブハウスで50人くらい。(Bメロ前半)
→大きめのライブハウス、500人。(Bメロ後半)
→東京ドーム5万人くらいまで広げる(サビ前半)
→だんだん戻ってくる(サビ後半)
【POINT1】最初は小部屋のイメージから、段階的に広げていく。
☆「音の方向(指向性)」
→自分から「おうぎ型」に広がっていくイメージ。角度120度くらい。
→歌声を届けたい人への角度や方向も意識。
→お客さんの位置、歌う場所をリアルにイメージしましょう。
【POINT2】お客さんの位置、歌う場所をリアルにイメージ。
☆「動きと距離感」
→有名アーティストのライブでも、歩き回って、お客さん一人ひとりの目を見て歌いますよね。
→たとえ出音はマイクとスピーカーを通していても、「一人ひとりのお客さんに」届ける気持ちで歌うと、声も伝わり方も全然変わって来ます。
→お客さんの反応や表情もイメージしていきます。
【POINT3】お客さんの反応や表情もイメージ。
次回予告

次回は、「声のエッジを使い分ける」ためのコツをご紹介します。